虎の威を借る狐たち

学歴や会社の知名度、そういうものに固執する弱い僕達

小さな、ほんと小さな目標達成です。

 

 

今日、はじめて自分が書いた漫画をネットに挙げました。

かなり下手くそなんですが、自分としてはわりと満足のいく仕上がりになりました。

 

続きモノなので、きちんと完結できるように頑張ります。

 

 

さて、今日読んだ本のご紹介を。

最近、読む本といえばノンフィクション中心だったのですが、

どこかで見かけたブログに書いてあったコメントが気になって、久しぶりの物語を読みました。

 

「モモ」

著者:ミヒャエル・エンデ

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知っている方も多い、ベストセラーですね。

僕はお恥ずかしながら、この歳まで読んだことがありませんでした。

 

「時間泥棒」の元ネタは、ここにあったんですね。

子供向けの童話ですが、大人にも向けたお話なのだと思いました。

 

人々から時間を奪い、効率化を強要する、灰色の男たち。

(会社のダウンサイジングで幅を利かせたコンサルタントたちを隠喩してるのかな?とちょっと思いました)

 

時間を節約することによって「心のゆとり」をなくした人々はいつもイライラして、自分の人生を楽しめなくなってしまう。本当に大切なものを自ら手放してしまう。

 

時間とは、生きるということ、そのものなのです。 そして人のいのちは心を住みかとしているのです。人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。

 

僕自身、就職活動がおわってから、灰色の男たちと知らずしらずのうちに契約してしまっていたのでは、と思い至りました。

勉強は大事です。

でも、友達と話すこと、友達の悩みを聞くこと、親孝行すること、こうして漫画を書いたりすることも、僕の心にはなくてはならないものです。

 

焦るあまり、効率化を重視して、僕はイライラした人間になっていました。

少しまた、自分の考え方や行動を見直しながら、勉学に励んでいきたいと思います。