虎の威を借る狐たち

学歴や会社の知名度、そういうものに固執する弱い僕達

成りたい自分になるために

こんにちは。真山太郎です。

 

このブログのタイトルである「虎の威を借る狐たち」とは、学歴や会社の知名度など、所属するグループの威光によって自尊心を保とうとする、僕のような人を指します。

 

僕は教育熱心な親に育てられ、中高と進学校に進み、そこそこの大学に入りました。特に目立ったような所も無く、導かれるままここまで来ました。自分の人生について何ら疑問を持つこと無く、親や先生の言うことをきちんと聞いてちゃんと勉強すれば、将来安定した収入を得ることが出来て、社会的地位のある、立派な大人になれると思っていました。

でも、就職活動をしながら、様々な本を読んだり人の話を聞いたりするうちに、どうやら流されるままに生きても、幸せになれなさそうだぞ、ということに気づきました。

非常に恥ずかしいことなのですが、僕は「いわれた事に従って一生懸命頑張っていれば、きっと人並み以上の幸せを手に入れられるだろう」と思っていました。

もっというと、「世間でいう高学歴な僕は、きっと高水準な生活を送れるだろう」なんて具合に。

 

でも、当然ながらそんなことないんですよね。

 

言われたことしかやらない人は、それ以上になりません。僕は、自惚ればかりが大きくて、使えない人間になってしまいました。

 

どこかで僕は、薄々気づいていました。僕という人間が、何のスキルも経験も持たない平凡な人間だと言うことを。でも、それを有名大学や有名企業に入ることで、打ち消そうとしていたんですよね。

 

学校・会社がすごい=自分がすごいという図式は誤り

当たり前ですが、学校や会社が凄かろうが、あなたが凄いことにはなりません。

そのグループに所属する一部の凄い人たちの功績によって、その恩恵をあなたがちょっぴり拝借しているだけです。いっちゃえば金魚の糞。それが僕です。

人の目や評価を気にして、僕はこれまで良いとされる道を選んで歩いてきました。その結果、自分を本気で磨くことをせず、外面のアピールばかりに気を取られていました。

 

人の目を気にして行動しても、何も身につかない

僕は修士1年の時に、資格の勉強をしました。でもそれは、その資格をどう将来役立てようとか考えていたのではなく、純粋に「資格取ったら俺スゲー」くらいの気持ちでした。結果、ミーハー心で受けた試験は一次は通過しましたが二次で落ちました。

人の目によく映ろう、映ろうとすると、軸がブレて、どんなことも持続しないんですね。僕は、中学の頃から、部活すら人の目を気にして選んでいました。本当は漫画クラブに入りたかったんですが、そんなやつは暗く見られるだろうと陸上部に入りました。でも、そんな好きじゃなかったので結局1年程で辞めてしまいました。

 

そして人の目を気にし続けてきた今の僕には、何も人に胸を張って頑張ったとか好きだといえるものがありません。何にも無いのです。

 

自分を確立するために

そんなわけで僕は、なにもない自分を打ち消すように、高ステータスな大企業を求め、就活では戦略コンサルやデベロッパーなどを志望して受け続けました。

能力のない、自己承認欲求だけ強い奴なんて、使えないどころかゴミ以下です。

当然僕は、落ちました。

 

それで、知名度は高くないけど事業内容に興味が持てる会社から、運良く内定を貰うことが出来ました。嬉しい反面、僕はやっぱりまだ知名度や年収を気にしてしまいます。

 

  • 周りはもっといいところに内定を決めたのに。
  • 頑張ったってあいつには一生年収で追いつけない。

 

こう思うたびに、僕は自分が情けなくて仕方ありません。自分の所属する会社がめっちゃ知名度が高くて高収入で、女の子が聞いた瞬間擦り寄ってくるような、ハイパーグレードな会社であれ、と思っているんです。

 

そうすれば自分にも自信が持てるから。

 

ただね。例えそんな会社に入ったとしても、いつかは同じ壁にぶつかるのが目に見えていると気づいたんです。良い会社に入って、周りに凄いと言われて、一時は自尊心が満たされたとしても、新しい環境になれるうちに、会社の中の周囲とくらべてまた自信をなくしていくんです。

 これはもう環境を変える前に、自分の内面を直す必要がありますよね。

 そこで僕は、人の評価の中で生きていくのではなく、自分自身が「自分かっこいい、素敵だな」と思える人間になるために、成りたい自分像について考えることにしました。

 

目標達成用紙エクセルテンプレート!大谷も使用したシートダウンロード | 心身共に健康をモットーに - BODY & MENTAL.newsman

 

これはプロ野球選手の大谷選手も使用したものだそうで、高校1年生とは思えないほどしっかりとした目標を立てています。

「流されながら生きてきた僕には、目標なんて立てられないんじゃないか…」と思っていたんですが、思っていたよりたくさんの欲望が出てきました笑

僕が作った目標達成シートはこちらです。中心の黄色いマスが最終目標、そして周辺の青マスが最終目標を達成するために必要な事柄です。

 

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一言で言うとしっちゃかめっちゃか。

留学したり、資産運用したり、サイドビジネスしたり、漫画書いたり、、、

 

そして、最終目標が「独立独歩の経済的自由人」…

こんなこと、人にいったらコイツは頭おかしい、と思われてしまいそうです。

 

人に言っても、夢を見るなと笑われちゃいますね。

でも、これを書いているときすごくワクワクしました。この目標を叶えるために、何ができるかということを考えるようになりました。

 

とりあえず、株の勉強と漫画とTOEICを始めて見ることにしました。

それぞれの最初の目標は、

  • 株を買って運用すること
  • 漫画は、1作品書き上げてネットにアップロードすること
  • TOEICは、今年度中に900点以上採ること

です!ではまた。